2016年12月に「統合型リゾート(IR)整備推進法案」が成立し、2018年7月に「統合型リゾート(IR)実施法」が可決されました。

2016年12月に「統合型リゾート(IR)整備推進法案」が成立し、2018年7月に「統合型リゾート(IR)実施法」が可決されました。

この事により、日本にかじのが出来るのが現実的になってきました。 今回は、カジノができた場合の雇用についてまとめてみたいと思います。

?かじのができた場合のメリット

かじのが出来たら雇用の影響はどうなる?

カジノが出来たら雇用の影響はどうなる?

カジノができた場合のメリットとしては、「国内雇用」「税収増加」「地方の活性化」「外国人観光客の増加」などが挙げられます。 その中でも「国内雇用」に関しては新たにたくさんの雇用が生まれるとして期待されています。どのような職種が増え、雇用が生まれるのか見ていきましょう。

?カジノでの雇用の種類

カジノディーラー

カジノに置けるディーラーとは、カードを実際に配ったり、ルーレットを回したり、チップを配ったりといわゆる進行役になる人を指します。 カジノのゲームを盛り上げるための主役の位置です。

日本でカジノディーラーになるためには、技能審査に加え、ワークパーミット(労働許可)を取得する必要があります。

カジノに直接関わらない「ノンゲーミング雇用」

ディーラーなどの直接ゲームに関わるものだけでなく、クリーニングやセキュリティ、ショーのスタッフなどの雇用も生まれます。

またカジノはあくまで「統合型リゾート」の一部ですから、レストラン、ショッピング施設、イベント会場、ホテルなどで多くの雇用が生まれます。

カジノに関わる知識や経験がない人でもカジノで働くことが出来るようになるでしょう。 実際にはディーラーよりこちらの人数の方が多い可能性も。

コンパニオン

接客を担当するのはコンパニオンが世界的にベターです。 大人の社交場として、コンパニオンは必須となるでしょう。

ショーなどに携わるアーティスト

世界の多くのカジノでは、カジノ以外にもショーやエンターテイメントでカジノプレイヤーを盛り上げます。カジノの雰囲気を作るためにはこのショーやエンターテイメントも必須ですね。

その他IR施設で働く従業員

そもそも統合型リゾート(IR)が出来るというのは、カジノだけでなくショッピングやホテルなど複合した施設が出来るという事です。 そうした他の色々なジャンルでの雇用は、現地付近からの雇用になります。 大幅に雇用創出される事は間違いないでしょう。

外国語講師

IR施設では、海外のお客様がメインのため外国語の重要性が増します。そのため多くの需要が生まれることになりそうです。

?海外のカジノから見る雇用人数

カジノの有名所であるシンガポール、ラスベガスを例にどのくらい雇用が生まれるのか見てみましょう。

シンガポールの雇用人数は、2カ所でそれぞれ約9,500人と11,000人ほど。 ラスベガスの雇用人数は、6カ所で約8,600人、12,000人、8,100人、6,800人、3,200人、8,200人です。 (引用元資料: https://www.kantei.go.jp/jp/singi/ir_promotion/ir_kaigi/dai1/sankou1.pdf)

平均しても約8,000人程度と、雇用人数は非常に多いことが読み取れます。

カジノを含む統合型リゾート(IR)が出来るという事は8000人程度の雇用が生まれる可能性が高いという事です。

また、マカオなどでは失業率も低下しており、数字から見てもこように影響を与える事は間違いないと見てよいでしょう。

カジノ雇用まとめ

日本にカジノが来ることによって雇用が大幅に増える事が分かりました。

カジノディーラーなどの専門性が高い職業がより活躍できる場が増えるのは当然ですが、カジノに直接関わらないクリーニングなどの「ノンゲーミング雇用」というのもあり、こちらはカジノの知識や専門性がなくても気軽に働けます。

成長している新しい業界は、オンラインカジノのスロットとテーブルゲームです。 最近、日本語でのオンラインサポートに対する需要が高まっています。 このような仕事は、通常、海外で行われます。

海外の例を参考に見た所、カジノを導入した国では、カジノ1施設あたり約8000人の雇用を創出しており、国の失業率低下にも一役買っています。